12/24にLUNA SEAが一夜限りのライブをやったわけだけど、その様子をBSで見ていて、なんだか煮えきれない演奏しかしない(と私には映った)人もいる中で、あの時から確かに成長して独り立ちしたなと思わせた人が2人しかいなかった。
というか、その2人以外は、正直7年前の再現かそれ以下にしか見えなかった(と言うと、実際見た人から全否定されると思うけど)。
そのうちの1人がINORANだった。
LUNASEAが終幕した後、私がFCに入った2人のうちの1人が実はINORANだったことは、多分私しか知らないと思う(をい)。
ライブもちゃっかり行ったけど、ソロを見るとやっぱりバンドが良いという話になり、今は風の噂で活動の様子を聞くだけだった、それが私の中でのINORANだった。
が。
あの復活ライブで見せた自立っぷりはなんなんだ?
ギターの音も当時の音質をキープしてたことに加え、かなりアクティブで、前はSUGIZOの声から必死に聞き分けないと聞こえなかったINORANのコーラスも、下手したらSUGIZOに勝っていたかもというくらい大きいし積極的。
自分の中で、やるべきことをしっかり明確にしていたのだと思う、毅然とそれに徹する姿は“大人”そのものだった。
気になって、その後youtubeで色々見てみたんだけど、INORAN、かなりボーカルに比重を置いているみたいで、きちんとボイストレーニングも受けている(ように思われる)し、何しろ、そんな自分に自信があるように見えた。
経済的に潤ってるのかどうかは疑問だけど、「これだけやってれば、復活ライブでもあーなるな」と納得させられる充実っぷりだと思う。
ところで、私がFCに入っていたほどINORANが好きだったというのはどうゆうことかというと、私は、彼の作る曲のセンスに唯一無比を感じるのである。
これほど“貴重”という表現が合うアーティストはいないと思う、少なくても日本では。
彼の1stアルバム「想」は、当時から言い続けているけど、次世代に繋げたいアルバムNo.1である。
このセンスは、絶対もっと評価されるべきだと思う。
もし念願叶って、イギリスの音楽業界の誰かと接する機会が出来たら、彼らに聞かせる日本発CDの1枚に、これを持っていきたい。
誰でも良いから、「想」の表現する希少価値に気付いて欲しい。
話は戻って、2ndアルバム「Fragment」以降はさっぱりINORAN作品を聞いていなかったけど、新しいのを聞いてみたら、面白いことをやり続けていて嬉しかった。
クラブサウンドとINORAN流メランコリーロックに加えてFAKE?で得たかもしれぬヘヴィロックっぽさや、歌モノのセンスと、新しい要素がしっかり入っていて、2000年以降の軌跡を全てひっくるめたようなミクスチャーロックになっていた。
さすがに今はCDを何枚も買う余裕がないので集められないけど、レンタルでも、とりあえず頭から聞いてみたいなという気にさせられた(多分、実行すると思う)。
まぁ・・・いくら歌がうまくなったとはいえ、やっぱり声の癖がかなり強くて何となくバックに合わないのが残念だけど。
4月にライブがあるみたいで、余裕があれば是非足を運びたいところ。
・・・多分行けないけどね。
youtubeのリンク張っておきます。
「想」の名曲「Monsoon Baby」(guest vocal:Anneli Drecker)
2006年リリース(らしい)「Lyrical rampage」
Official website:http://www.inoran.org/

