
at Lamama, 14 April 2005。9mmと言えばリザードかラママだった気がする。
このブログを始めて以来、ずっと書き続けているのは、Blackbud、キリアン、Muse、そして
9mm Parabellum Bulletの話。忙しくてブログをしばらく放置してましたが、9mmのことを書けるのがここしかないので、少し書きます。2009年9月9日、日本武道館公演記念。
初めて9mmを聴いたのは2004年6月頃。初ライブはその月の下北屋根裏。9mmとして3回目のライブだったと思う。結局その年の9mmのライブは全部行って(っても、確か3本くらい)、その後は毎月行ったり、全然行かなかったりと波はあったけど、多分今日までに30本は見てると思う。ある1つのバンドの成長の過程を、生でずっと見続けられたことは、個人的にとても貴重な経験だと思っているし、今音楽の勉強をしている中でもとても参考になってる。運が良かったんだなぁ、きっと。
結成1年目は、メンバーも言っているように、シリアスで突っ立ってあまり動かない感じのライブだった。それが冷たい狂気、みたいな感じですごく格好良かった。「further」から始まって、「(teenage)disaster」で終わるというセットリストが、1stミニアルバムを出す頃まで1年以上続いていたのだけど、その頃、「further」のイントロで4人がどうゆう風な音を出すかで、その日のライブの行方が占えたのが、私はすごく好きだった。そして、最後の「(teenage)disaster」のイントロで、今度は4人がその日のライブでどんなことを感じたのかをうかがい知ることが出来た。彼らが良いライブをした!と思っている時は、disasterがすごく解放感に満ちていて、ダメなときは、どうも煮え切らないままdisasterがただ流れていくだけだった。デビュー後もしばらくは、ライブの出来の波が激しいバンドだったと思う。今年のフジで見たときは、もうそんな感じは全くなくて、すごく安定してるなと思ったけど。
一時期、より多くの人に受け入れられようとして、すごく硬くなってた時期があった・・・ってのはこのブログで何度か書いたことがあるような気がする。インディで2ndを出す前頃で、動員がグッと増えた頃だったと思う。あの頃は、今よりずっとパフォーマンスが激しくて、それがすごく(特に東京では)新しかったから(横浜に戻ってこれば、決して異端ではなかったのだけど)、お客さんにはもの凄く受けてたけど、気持ちは全然伝わってこなくて、あまり良いライブをやってなかった。デビュー前の3月に、1年近くぶりに代官山Unitで見た時も酷かった。偶然、近くでスタッフらしき人何人か見ていて、ライブ終わってから「今日はダメだ」みたいなことを言っていた。その辺の時期は、売れるためのあれこれで、プレッシャーとか、今まで通りじゃいかない部分とか、色々悩んでたんじゃないかと個人的には思う。バンド1本に絞るために会社やめたり内定蹴ったりっていう、個人的な格闘もあっただろうし。でも、その後、デビュー記念でタワレコのインストアライブ行った時は、結構吹っ切れた感があって安心したけど、またその後、どうも進化が止まりかけてた頃があった気がする。停滞期だったんだろうけど。その後は留学しちゃったからよく分からないけど、「Vampire」を聴く限り、激変期をおえて、ようやく9mmのペースみたいなのが出来たのかなぁとは思った。結成からデビューまで早かった分、良いことも悪いことも一気に凝縮して経験しちゃったバンドなのかもしれないなぁ。
そして、今日が武道館。ようやくバンドが安定してきた上に、「Vampire」というアルバムを出した後。他のバンドがそうであるように、9mmにとっても、間違いなくこの武道館は1つの区切れになると思う。きっと、良いライブになるでしょう。その後レコーディングに入るのかオフをとるのかは知らないけど、次は正念場になるだろうなと思う。フジの時にそう思った。多分、今彼らは過渡期に向かっている気がする。でも、何かこうゆうことを色々考えていると、このバンドはとことん、全てを他のバンドの5倍くらいのスピードで経験してるなと思う。仲良しバンドだし、そのままヒートアップしすぎてバーストするなんてことはないと思うけど、こうやって久々に過去を振り返ってみると、なんだか心配になってきた・・・。日本にいないから、実際どうなのか体感出来ないのが本当に残念。
何がともあれ、今後も、このブログでは9mmを応援していきます。
追伸。そう言えば、くるりのトリビュート参加で思い出したけど、くるりといえば卓郎さんだった。彼の歌うくるりがすごく好きだった。「青い空」楽しみ。

Blur at T in the Park。ほとんど撮ってないけど、綺麗に撮れた2枚のうちの1枚。クリックすると大きな画像になります。
地元スコットランドのT in the Parkでブラーを見てきました。偶然にも、元々行く予定だったTとグラストのヘッドライナーが相次いでブラーに決まったので、ハイド・パークと合わせて、今夏は3度もブラーを見る機会に恵まれ、本当にラッキーだったと思います。ハイドパーク公演やグラストに関しては日本語でも色々レポが読めるかと思うのですが、さすがにTまで来る日本人はほとんどいないと思うので、少しだけ。
ご存じの通り、グレアムの体調不良で、ライブ開始は約1時間半押し。そして1時間20分のショート・セットになりました。現地では具体的な様子の発表はありませんでしたが、
この記事によれば、どうも食中毒のようです。後、現地報道では、デイブも体調不良になったという情報あり(ソースは
これ)。
私はElbowの前にメインステージに到着して、そのままSnow PatrolとBlurを見ることにしていたのですが、Snow Patrolが始まる時間を過ぎた頃、主催者のヘッドから、「ブラーのメンバーで体調の悪い人がおり、回復を待つためSnow Patrolを30分遅らせる予定」というアナウンスが。その30分が経過した時、今度はそのヘッドが直接ステージに来て、グレアムが体調不良で病院にいること、スノパトは予定から1時間押しの8時スタートでコンファームというアナウンスがありました。この時点で、私はキャンセル覚悟。
1時間も開演を遅らせたスノパト(感謝)ですが、ライブは大盛り上がりで、お客さんもご満悦。スノパト終了直後の9時10分頃、再びヘッドが登場し、彼が「good news」という言葉を口にしたとたん、お客さん大歓声。グレアムは既に病院を出て、メンバーと共に会場に向かっており、到着し次第ライブを開始するとのことでした。そして夜10時15分、ようやくライブスタートとなりました。
そのグレアムは薄地の黒無地のスウェットで、いかにも“病院出たて”な雰囲気。その後ろをデーモンとアレックスが続いて、グレアムへの大歓声を促してました。ちなみに、デーモンはいつものフレッド・ペリー。私はアレックス側にいましたが、すっかり体も絞って全盛期並のイケメンっぷり。白人の顔はもうすっかり見慣れて違和感なくなったけど、アレックスには久々に「これぞ外国人」なオーラを感じました。格好良かったです。
セットリストは
NMEのものを記事の最後に載せておきます。結局グラストから基本のセットリストは変わらず、です。とにかく印象に残ってるのがデーモンの笑顔(たまに銀歯に照明が当たって歯が光ってたけど・・・)。グラストの超緊張→ハイドパークの重圧を乗り越えて、ようやくライブを思いっきり楽しむことが出来てる感じ。デイブは奥過ぎてよく見えず。グレアムは病み上がりの割にはかなり動いていて(しかも、病み上がりでもRed Bullは欠かさない)、ギターを掻きむしるように弾いたり、後転したり、ストラップが取れてもステージをあちこち動いたり。
この記事は「酔っぱらいがマイクの後ろで演奏しろと言われてやってるみたいだった」と体調の悪さを強調してたけど、私が見ていた限り、そんなネガティブな感じではなく、笑顔で頑張ってくれてたのを私はポジティブに受け取りました。アレックスはおしりふりふりだったけど、過去2回と比べたら1番シリアスに演奏してたのが今回だったかなぁ。でも、ステージに4人が登場した時から、グレアム急病の割にとてもリラックスムードで、すごく雰囲気も良かったと思う。「Beetlebum」後のデーモン+グレアムが抱擁したり(あの時何話してたんだろ)、「Parklife」直前、アレックスがグレアム前まで行って一緒にスタートの拍子とったり(ちなみにPhil Danielsは欠席)、本当に4人の友情のためのライブだったような気がします。
お客さんも、スコティッシュらしい大歓迎ですごく良かった。イングリッシュ嫌いのスコティッシュが、イングリッシュネスの象徴・ブラーをどう迎えるか心配してたけど、いつもの「ライブはサッカーと一緒」のノリで大歓迎。私の辺りはアレ前ということもあって、"チーズ"コールの連呼でデー&アレに笑われてましたが、(スコットランドのライブではお馴染みの)"here we, here we, here we fucking go"コールから「Song 2」、そしてデーモンが興奮した面持ちで「the best ever」と言っていたのを見た時はこちらも嬉しくなりました。Tは運営もファンのだらしなさもとにかく酷かったけど、良い時は本当に素晴らしい景色を見せてくれるお客さん達と一緒にライブを見れることが誇りでもあります。
ライブの冒頭、デーモンが「今日が最後のライブだ」と言った以外、特別なコメントはありませんでした。この後彼らがバンドを続けるかどうかは分かりませんが、これだったら、きっと今すぐ活動再開せずとも、もしまた活動したくなったらいつでも戻ってこれると思う。・・・とか言いつつ、個々人の予定もあるだろうし、EMIとの契約とか動くなら動くでまた色々あるし、ある程度はブラーの活動をどうするかは決めてるとは思うけど。3回見てみて、個人的には「ここでおしまいでも良いのかなぁ。4人の友情が復活したならそれでいいのかなぁ」とは思っています。それでも許されるバンドだと思うし。来日して欲しいけど、復活ツアーを長々続けてもらうのは個人的には好きじゃない。この先があるなら、何かnew materialがあって欲しいとは思う。
このタイミングでイギリスにいられたことを幸せに思います。最後の復活ライブが笑顔で終わってくれて良かった。ブラーの4人にありがとう!
1. She's So High
2. Girls And Boys
3. Tracy Jacks
4. There's No Other Way
5. Beetlebum
6. Out Of Time
7. Coffee And TV
8. Tender
9. Country House
10. Parklife
11. Song 2
12. This Is A Low
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13. Advert
14. For Tomorrow
15. The Universal